まずノニというのは、主に亜熱帯などの広地域に自生しているアカネ科の植物のことです。
ノニという名称はハワイなどで呼ばれているもので、
沖縄などではヤエヤマアオキとも呼ばれていて、
学名ではモリンダ・シトリフォリアと名称されています。
暑い日、寒い日、降水量の多い日などでもしっかりと耐えることのできる強い植物であり、
幅広い土壌地域に対応することができますが、
基本的には水はけの良い火山質、珊瑚化石からなる地質の環境が最適と言われています。

表面はゴツゴツとした手触りであり、最初は緑色で熟すと黄色になり、発酵臭を出すようになります。
この植物は、約6000年前から
ポリネシアの島々に住む人々にとってはなくてはならないハーブフルーツでもあります。
歴史や地域によって製造方法は様々ですが、
原住民は、幹の部分は工具として、樹皮や根の部分は布の染料として使っていました。
そして、果実、葉は伝統的医療に利用されています。
アジアにとってのアロエみたいなもので、自然の素材として重宝されているのです。

日本において、最近になってこの植物が注目されてきた理由は、マルチビタミンやミネラルなど
非常に多くの栄養成分を含んでいるところにあります。
具体的に言うと現代人に必要とされている、中鎖脂肪酸、ポリフェノール、アミノ酸などです。
また、抗酸化作用があり、自分で自分を守ることができる数少ない植物です。
病気に対しては、花粉症、高血圧、糖尿病、心臓病、ガンの予防、免疫力の強化などですが、
現在の状況としては科学的根拠がしっかりとあると確認されているわけではないので、
さらなる検討が期待されています。

また日本で摂取している女性の多くは健康よりも、美容目的で飲む人が多いです。
ダイエットやアンチエイジングなどにも効くともうたわれており、
最近では手軽にとれるということで、ノニ果汁100%のストレートジュースや、
エキスを加えたサプリメントなどを販売している会社が沢山あって、
インターネットショップや近くのスーパーなどに行っても、簡単に手に入れることができます。

気をつけなければいけないのは、これは健康食品であって、医薬品ではないということです。
摂取しすぎればもちろん健康を害しますし、
また、きちんと摂取していても、必ずしも自分の健康状態が改善されるということではありません。
毎日の食生活や生活習慣を改善するためのひとつのアイテムと考えるほうが安心です。